推薦文1
《實用中日同形詞攻略法》由本校「華語文教學系」副教授兼國語中心教材組組長張瓅勻帶領碩士生團隊共同編撰,為教育部高等教育深耕計畫的產學合作成果之一。此教材旨在運用認知配對學習、語言對比分析及偏誤分析等理論,幫助日籍華語學習者有效率地學習華語詞彙,因此,在編排上,一方面將學習者母語中原有的漢字知識連結到華語詞彙,一方面區辨兩者的差異。本書特色為:以國家華語測驗推動委員會之標準考試發展單元主題、依臺灣華語文能力基準(TBCL)編寫、並融入遊戲化設計,透過書中主角佐藤的日常故事、同形詞小怪獸、挑戰關卡等元素,以趣味的方式吸引學習者自學。本書除了由本校華語文相關專業人才參與嚴謹的編輯流程,亦邀請日本關西大學外國語學部的山崎直樹教授、フォルモサ台灣式中国語教室的戴宇核老師為本教材審核,提升內容專業性與可靠性。而教材實用性亦經實證研究支持,透過以證據為基礎(evidence-based)之教學研究發現使用本教材自學的學習者,其詞彙學習成效優於使用傳統教材者,相關學術成果發表於THCI人文學核心期刊《華語文教學研究》第17卷第2期。
翻閱《實用中日同形詞攻略法》,「中日同形詞一覽表」詳細解說詞彙的異同之處,以紅、黃、藍色區分不同類型的同形詞,同時穿插生動的同形詞小怪獸插圖,透過挑戰關卡機制,使學習者在學習的過程中與書中主角一同闖關、一同成長。相信本教材必能幫助學習者釐清許多同形詞的異同,並因此倍增學習效率。
國立臺灣師範大學教授兼副校長、高等教育深耕計畫辦公室執行長
宋曜廷
『実用中日同形語攻略法』は、本校の華語文教學系(中国語教育学科)副教授兼国語センター教材部部長・張瓅勻率いる修士生グループによって共同制作された、教育部高等教育深耕計画(Higher Education SPROUT Project)における産学連携の取り組み成果の一つです。本教材は対連合学習・言語対照分析・誤用分析などの理論の運用を通じて、日本人中国語学習者により効率的に中国語単語の学習に取り組んでもらうことを旨とします。そのため、学習者の母語にも存在する漢字知識を中国語単語と
関連づけ、他に、中国語と日本語の相違点が一目でわかるように工夫されています。本教材には「国家中国語能力試験推進委員会の標準試験に沿った各単元のテーマ設定」「『台湾華語文能力基準(TBCL)』に基づいた編集」「ポイント制のゲーム要素の採用」という三つの特色があり、本教材の主人公・佐藤さんの日常の物語や同形語怪獣、そしてステージ突破試験など学習者が楽しめる要素を取り入れて、自主学習意欲を引き出します。本教材は、本校の中国語教育に関わる専門家たちが編集に携わっているだけでなく、日本の関西大学外国語学部の山崎直樹教授とフォルモサ台湾式中国語教室の戴宇核先生にも教材顧問としてご協力いただき、教材内容の専門性や信頼性を高めました。また、教材の実用性も、実証研究にて証明されています。学習効果実験に基づく教育研究から、本教材を使用して自主学習を行なった学習者は、従来の一般的な中国語教材を使用した学習者よりも単語学習の面で高い効果を得られおり、これらに関する学術成果をTHCI人文学核心学術誌『華語文教学研究』第17巻第2期にて発表いたしました。『実用中日同形語攻略法』のページをめくっていくと、赤・黄・青の三色で同形語を分かりやすく分類した「中日同形語一覧表」があり、そこでは中国語と日本語の単語の共通点や相違点を詳しく解説しています。同時に、生き生きとした同形語怪獣たちのイラストやステージ突破試験制度などを通じて、学習者が学習過程において本教材の主人公と一緒に試練を突破しながら、成長していくことができます。本教材は学習者にとって、たくさんの同形語の共通点と相違点をはっきりと理解するための手助けとなり、また学習効率を上昇させてくれる一冊となっています。
国立台湾師範大学教授兼副学長・高等教育深耕計画事務局執行長
宋曜廷
推薦文2
也許有人會說,這本書中所提到的一些「同形詞」,並不是同形詞。然而,這並不重要。因為這本書為我們展示了一個「以漢字為媒介的兩種語言之間的一種新的詞彙網路模式」(只是在此將這種詞彙網路稱為「同形詞」)。
「華語的『問』和日語的『問う』意思相近」,但是,「『問』是口語,而『問う』在日語裡面是比較正式的語言,口語裡一般使用『聞く』」。那麼「『聞』這個漢字在華語中不能作為『問』的意思使用嗎?」……這本教材中記載了許多這種能夠將學習者的知識網路擴大的內容。這樣的知識往往被人當成較片斷性的「Tips」,但這本書能夠將這些知識十分系統地展示給讀者,並透過足量的練習題同時提供了練習運用這些知識的機會。儘管母語遷移在第二語言學習過程中無法避免,但本書透過論述意義範圍、詞性與語言風格,對其產生的母語遷移是正向的還是負向的,都進行了詳盡的說明。本書或許可以幫助學生養成對於語言的自律思考習慣,如「日語的這個漢字在華語中的用法是否一樣?」
這本教材中展示的詞彙知識網路不僅是對懂日語的人學習華語,對懂華語的人學習日語也能提供幫助。這個知識網路能夠消弭華語與日語之間的壁壘,讓人產生一種也許我們可以更加輕鬆愉快地在這兩種語言之間自由穿梭的感覺。
這本書是以日語使用者為對象編寫的教材,但我相信對於欲同時學習華語與日語的第三語言使用者也是有一定幫助的。學習漢字對於非漢字圈的學習者來說是一大難關,因此,希望大家把學之不易的漢字,作為輕鬆穿梭於華語和日語這兩種語言之間的工具來使用。
此書帶給我們如此美好的憧憬,因此我想把這本書推薦給更多的人。
日本關西大學外國語學部教授
山崎直樹
この教科書が提示する「同形語」に対して、「それは同形語ではない」と言う人もいるかもしれない。しかし、それはどうでもよいことである。この本は「漢字語を媒介にした2言語間の語彙ネットワークの新しいモデル」を見せてくれるのだから(そのネットワークを「同形語」と呼んでいるだけである)。
「華語の“問”は日本語の「問う」と意味が近い」「“問”は話し言葉だが「問う」は硬い言葉。日本語ならふつうは「聞く」を使う」「“聞”という漢字は華語では「問う」の意味に使えないのか?」……この教科書には、このように学習者の知識のネットワークを拡大してくれる情報が満載されている。この種の情報は、これまでは断片的なTipsとして扱われることが多かった。しかし、この本はそれをシステマティックに見せてくれる上に、十分な量の練習問題でその知識を運用する機会も与えてくれる。母
語の転移は第2言語の習得過程では避けられないが、この本は、その転移が正になりうるのか負になりうるのかまでも、ある時は意味カテゴリーに言及し、ある時は品詞に言及し、ある時はスタイルに言及し、詳細に説明してくれる。この本を通して、学習者が「日本語のこの漢字は華語では用法が違うかもしれない」と自律的に考える習慣を身につけてくれることも期待できる。
この教科書に提示された語彙の知識のネットワークは、華語を学ぶ日本語話者にはもちろん、日本語を学ぶ華語話者にも役立つはずである。この知識のネットワークは、華語と日本語の間の障壁を低くする。「我々は、もっと気軽に楽しく、この2つの言語の間を自由に行き来できるかもしれない」……そんなことも感じさせてくれる。
この本は日本語話者を対象にした華語の教科書である。しかし、華語と日本語の双方を学ぼうとする第三の言語の話者にとっても有益であると信じる。漢字を習得するのは、非漢字圏の学習者にとって一大難事である。ならば、せっかく学んだ漢字を、華語と日本語の2つの言語を気軽に行き来するための道具として使ってもらいたいと思う。
この本は、我々にこのような楽しい想像をもたらしてくれる。この本をたくさんの人にお薦めする次第である。
日本関西大学外国語学部教授
山崎直樹
推薦文3
近年赴臺學習華語的外籍學生中,日籍學生人數位居第一且逐年成長,因此,針對日籍學習者的國別化教材極具開發價值。其中,因華語文、日文皆使用漢字詞彙,使得「中日同形詞」成為具高度國別化的教學重點,若日籍學習者能充分把握、辨析、運用同形詞,能有效增加詞彙量,並提高詞彙學習效率。在此背景下,《實用中日同形詞攻略法》這套教材無疑為華語教學市場注入活水。為了讓學習者在課堂之外的時間,能有更多管道自主充實同形詞知識,此教材特別依循「自學式教材」設計原則發展,除了透過故事性、遊戲化模式增加吸引力、互動化等要素,其測驗練習、詳細解析、積分制度等自我評量機制,皆有助於學習者檢視學習成效。此外,本教材的編撰過程,參考日本國際文化交流財團(The Japan Forum)於2012年發行的《外國語學習指導方針》,將3領域(語言、文化、國際化社會)×3能力(理解、運用、連結)+3聯繫(學習者的興趣、其他學科內容、課堂外的人事物)的理念應用於教材中,因此,各單元主題除了呼應學習者於日常生活可能關照的溝通話題,更安排文化介紹,提出不同議題之下,臺灣與日本的文化差異,進而設計深度討論問題、促進讀者的跨文化敏感度。打開《實用中日同形詞攻略法》這本書,學習者將被主角遇見同形詞小怪獸的冒險故事所吸引,而後透過主角的日常生活認識華語的各式口語、書面語體表現,再透過「中日同形詞一覽表」辨明同形詞的詞義、詞類、文體、使用範圍等,並於測驗檢視自我學習成效,最後沈浸在臺、日跨文化的洗禮。此教材內容之豐富、考究之嚴謹、編排之用心、設計之精美,相信學習者必從中得到豐盛的收穫。
國立臺灣師範大學副教授兼僑生先修部主任
林振興
近年、台湾へ中国語を学びに来る外国人学生は日本人が一番多く、その数が年々増加していることから、日本人学習者を対象とした教材はとても開発の重要度が高いと言えます。中でも、中国語と日本語は「漢字」という共通点があり、「中日同形語」は日本人向けの中国語教育における教学の重点と言っても過言ではありません。日本人学習者が「中日同形語」を充分に理解・分析・運用することができれば、中国語の語彙力が増やし、単語学習の効率を上げることができます。こういった背景から、本書『実用中日同形語攻略法』は中国語教育市場に新たな息吹をもたらすことができるでしょう。学習者が授業以外の時間で自主的に同形語の知識を増やすことができるよう、本教材は「自主学習教材」の設計原則に従って作成しています。物語やゲーム要素を通して学習のモチベーションや相互性を高めている点以外に、試験や詳細な解説、ポイント制度などを取り入れ、学習者自ら学習効果を実感することができる自己評価制となっています。また、本教材を作成する過程で、公益財団法人国際文化フォーラム (The Japan Forum)が2012年に発行した『外国語学習のめやす』を参考し、「3領域(言語・文化・グローバル社会)×3能力(わかる・できる・つながる)+3連繫(学習者・他教科・教室外)」の理論を本教材に採用しています。したがって、学習者の日常生活に関連する話題を各章のテーマに設定し、さらに文化紹介においては、様々な観点から台湾と日本の文化の違いを取り上げ、意見交換などを通して学習者が異文化へ関心の目を向け、より興味を深めることができます。『実用中日同形語攻略法』を開けばすぐに、学習者は物語の主人公と同形語怪獣たちの冒険ストーリーに引き込まれ、主人公の日常生活を通じて中国語の話し言葉と書き言葉の表現を学びます。そして、「中日同形語一覧表」で同形語の意味・品詞・文体・使用範囲などを確認した後、試験で自身の学習効果を測り、最後に文化紹介で台湾と日本の文化の違いを知ることができます。本教材の内容の豊富さ、研究の緻密さ、設計の丁寧さ、デザインの精美さなどから、学習者は多くの収穫を得られるでしょう。
国立台湾師範大学副教授兼僑生先修部主任
林振興