A 次のの( )に1・2・3・4の中から最も適当な言葉を入れなさい。
(1) わたしはいつもバス( )会社へ行きます。
1 は 2 が 3 で 4 に
(2) 「チンさん、お国は( )ですか」
1 どちら 2 どなた 3 いくら 4 いくつ
(3) スポーツの中では( )がいちばんとくいです。
1 ギター 2 テニス 3 サラダ 4 スプーン
(4) このお茶はそんなに( )。
1 あついです 2 あつかったです
3 あついでしょう 4 あつくないです
(5) 友だちと公園( )散歩しました。
1 に 2 へ 3 が 4 を
(6) 「( )出発しましょう」
1 うろうろ 2 なかなか 3 そろそろ 4 だんだん
(7) 雨が降ったり( )している。
1 降って 2 降ったり 3 やんで 4 やんだり
(8) やっと日本語で手紙が( )ようになった。
1 書く 2 書いて 3 書ける 4 書かせる
(9) 「先生、こちらの席に( )下さい」
1 かけ 2 おかけ 3 おかけて 4 おかけして
(10) どうやら彼は本当の事を知らない( )だ。
1 もの 2 こと 3 はず 4 よう
Ⅱ 読解問題
問題 6
次の文を読んで問題に答えなさい。答えは1・2・3・4の中から一つ選びなさい。
潜在力を生かせばコメも輸出可能
本間正義
《東京大学大学院教授》
今日の日本の食と農をめぐる状況は(A)矛盾に満ちている。昨年、日本人は食料に関する一つの事実を直視させられた。世界市場で食料逼迫が起こりうることと、食の安全性は絶対ではないということだ。これらは長期的課題だ。にもかかわらず、日本ではコメの(注)減反政策を約40年も続けている。作れるのに、補助金を与えて作らせないようにしているのだ。
農業では高齢化や後継者難が構造的問題であるのに対して、他産業では人員過剰問題が深刻化している。規模拡大で増産を望む農業生産者はいるし、農業がビジネスになると考え新規参入を望む企業もあるが、彼らの需要を満たす農地の供給はない。
(・・・中略・・・)
収益性向上の方策としては、まずは大規模化が有力だが、新規参入が増えて“新しい血”が入ると、創意工夫がなされて付加価値が高まるだろう。
企業参入が本格化すれば、より安定的な雇用の( B )となる。収益性が上がれば、農家の後継者になるモチベーションも高まる。
また、田園風景はそれだけで価値を持ち、農作業は事務労働や工場労働よりも精神的によいという面も持つ。
このように、農業は多様性と可能性に満ちた産業である。
(注)減反…米の生産を減らすこと。
(「週刊ダイヤモンド」2009年2月28日号より一部改)
(53) (A)矛盾の具体的な内容は何ですか。
1 日本の農家はコメを作れるのに政府が作らせないこと
2 コメを輸出したくても需要がないこと
3 農業の規模を拡大すると収益が落ちること
4 農業は最も必要な産業だが、最も儲からないこと
(54) ( B )に入る言葉はどれですか。
1 宝庫 2 引出し 3 掃き溜め 4 受け皿
(55) 文章の内容と合っているのはどれですか。
1 食の安全性が問題になったのは遠い昔のことである。
2 農業には“新しい血”が必要である。
3 農業と関係のない分野の企業が農業に参入してもうまく行くはずがない。
4 農業の機械化が進むと、美しい田園風景を破壊する恐れがある。